大村孝佳ギタークリニック Special Supported by ESP
数ヶ月前より温めて来た今回のスペシャル企画が実現出来ました。
今を時めくアーティストの大村さんが、musicplantに来る!!
多くのファンにとっても、私たちにとっても特別な1日にするべく、綿密なやり取りを行ないながら企画を進めて来ました。
約半年間の時を経て、待ちに待ったその1日をレポートします。
会場のキャパシティーと、ファンとの距離、そして何よりイベントを行なうにあたり【安全】を考慮して限定50名にさせて頂きましたが、非常に多くのお問い合わせとチケットの予約を頂きました。チケットが当選された方達への報告1つ1つでも喜びの声を頂くと、大村さんへの期待が、企画する段階以上になっていくことに私たちも徐々に気づいていきました。
ここしばらく天候が不安定だった毎日ではありましたが、イベント当日は気温31℃の快晴。
仮に大雨が降って、会場に足を運ぶことが困難になったことを考えれば、5月にも関わらず夏日になったのは、来店されたファンの方達も私たちも、なにより大村さんもホッとした事かと思います。
12時に大村さんが会場入りし、簡単な挨拶を終えてから、即座にリハーサルがスタート。
長年連れ添っているご本人のTwinkle Pink 7弦と、導入したばかりの同カラーの6弦仕様が並び、そして当日購入出来る様に、事前にオーダーをしていたESP/EDWARDSのOhmura Customが3本ステージに集まりました。
(製作がぎりぎりイベントに間に合って良かった...大村さん、急に3本追加で弾いて欲しいとお願いしてごめんなさい!! 快く引き受けてくれてありがとうございます!!)
セッティングとしては、ギターからtc electronicのPolytuneペダルチューナーを経由し、最近導入したCONISIS Elegant Beast BA001(Kemper、Fractal用に開発されたMADE IN JAPANのバッファー。MUSIC PLANTでも取扱出来ますので、是非ご相談下さい。)を通し、愛用するKemperをセット。
本番でも何度も説明がありましたが、しっかりと歪みがかかっていても、ノイズが全くない。
デジタルセッティングでもアナログ感を感じるのは、プリセットの設定と、BA001との組み合わせ、そしてご本人のピッキングが合わさっての極上サウンド。
リハーサルでサウンドをしっかりと確認し、約2時間!! 見応えのあるものになりました。
そして店内では、物販を見ながら開場を今か今かと楽しみに待つファンの方達の姿が集まり、その雰囲気は独特なものになっていきました。
入場もスムーズに進み、ファンの方達の姿勢が温かいのが見て取って感じました。
あっと言う間に時間は過ぎ、いよいよ15:00のイベントスタート。
大きく盛大な拍手に迎えられながらご本人の登場。
クリニックの雰囲気にも慣れている様子で、緊張感のある会場の雰囲気を一つにした、1曲目の演奏が始まる。
少し前のめりになりながら見入ってしまう大村さんのスペシャルなプレイには、華があり、色気があり、どこをとっても一言で【美しい!!】。ここに一緒にいれた事に心底感激を覚えました。
入り込んで見入ってしまった1曲が終わると大きな拍手とともに質問コーナーへ突入。
ここからが大村さんの人柄。
音像が全くぼやけないのに、ディレイがかかったメインのバッキングの音作りの仕方。
Kemperのリグの使い方。音楽理論について。プロになるまでのいきさつ。早弾きが出来る様になるためのトレーニング方法。
ソロ中に頻繁に変える3way PU Selectorのスイッチングの意味、ピッキングの角度やノイズレスなタッピングのアドバイス...。
数えきれない程の質問に丁寧かつ深く分かりやすく説明してくれて、気がつけば約1時間30分。
数曲用意してくれているのが分かっている分、このクリニックがどう完結するのかが楽しみかつ未知数になっていくのを感じました。
6弦Pink→6弦Silver→7弦Pink→EDWARDS Pink→6弦Gold。
1曲ずつ演奏しては、ギターを持ち替え、その間に多くの質問に応えていく。
ギターを弾く人も、そうでない人も飽きずに聞くことが出来る質問がいくつも集まりました。
「ギターに貼ってあるステッカーはなんて書いてあるんですか??」
「噂によると横浜にある風水屋さんで売っているらしいのですが...」と答えてくれている中には笑いもあり、メモをしている方の姿もあり。
いつの間にか緊張感が和らいでいくのも感じ、そしてイベントが終盤に入っていく名残惜しさも感じ、6弦Pinkを持ったのが最後の曲の合図。
目をつぶってピッキングに色を付け、客席に素敵な笑顔を届けながらラスト1曲を弾き、盛大な拍手とともにクリニック本編が終了しました。
サイン会の準備が整うと、イベントに参加したほぼ全員のファンの方達が列を作り、1人1人に握手をしながら、サインを書いていき、ありがとうを添えていく。少し緊張しながらも思い思いのメッセージを届けていくファンの心境は、胸いっぱいになっていたことかと思います。
ご本人のシグネイチャーモデルを購入されたミュージックプラントの常連様も、どこにサインをしてもらおうかと悩んでいた時、大村さんが的確なアドバイスをしてくれ、そのギターを持ったお客様は、感無量だと嬉しそうに話している様子がありました。
そして当日購入出来なかった方のために!! クリニック中に大村さんが弾いてくれたEDWARDSモデルにもサインを書いて頂きました!!
こちらは限定1本で販売致します!! 早い者勝ちです!!
気がつけばpm7:00。参加してくれたファンの方1人1人を見送り、サイン会も終了。
スタッフさんとともに車で帰る時も、笑顔で手を振ってくれました。
国内、海外と多忙を極める大村さん。
ここまで愛される意味を肌で感じましたし、今後も追い続けていきたいと心から思いました。
遠方よりはるばる足を運んでくれたファンの皆様、スタッフの皆さん、ESPの担当さん、そして大村さん!!
本当にありがとうございました!!
またミュージックプラントに顔を出してくれるといいな...。
そして、SNAPPERが欲しくなったなぁ...笑。よしっギターを弾こう!!
ミュージックプラント土浦店 長瀬