Holton   H281ER デタッチャブル

すでに伝説となった音楽家フィリップ・ファーカスのパーソナルモデル。
H181ER,H281ERのベルは、ローズブラスベルと呼ばれている銅分の最も多い真鍮でライトウェイトベル(ハンドハンマーリングによる極薄のベルに仕上げてある)です。
吹き応えのあるローズブラスをより響かせるために、thinベルを採用しました。

H281ERはデタッチャブルベル仕様になります。

・ストリングレバーアクション
ホルトンフレンチホルンは、H200を除くすべてのモデルにストリングレバーアクションを採用しています。ホルンのレバーアクションには機械式とひも式があります。ひも(ストリング)式の最も優れている点は操作が静かなことです。また、アソビやガタが出た時に簡単に調整出来、奏者の好みの微調整が出来ます。ホルトンの純正ストリングは耐久性に優れており、滑らかで確実なアクションを保証します。演奏中の故障を防ぐため、ストリングの早めの交換をお勧めします。

・ER(第4ロータリーバーシステム)
ホルトン社との提携により日本国内向け用のホルトンフルダブルホルンの多くのモデルに、第4ロータリーリバースシステム(ER)付を採用しております。このリバースシステムはロータリーの入れ替えを必要としないで、F→B♭をB♭→Fに交換することが出来るシステムです。第4ロータリーのひもをはずし、調整ひもどめネジをAよりB(*添付画像)に移動します。そして、あらためてひも掛けをすればB♭→Fになります。この第4ロータリーはF→B♭間とB♭→F間のサウンドポートが切ってありこれにより音抜けが一段と向上しております。

・ベルスロートボア
ホルトンフレンチホルンのベル形状は、原則として3通りの形があります。ラージスロートボアは大きな開きで、ファーカスの基本となったモデルに採用されています。
ミディアムスロートボアは中庸の開き方で、右手の操作が効果的に発揮できます。
エクストララージスロートボアは最も開きの大きいボアスロートのベルです。