dbx
586 (modified)

Product Review of dbx 586

今回のレビューはdbxシルバーシリーズのHA 586です。
コレもAnnex Recordingの機材です。シルバーシリーズには他に566,576があります。どれもすべて生産完了品です。
566は2ch真空管コンプレッサー
576はHA+コンプレッサーでした。
さて586に話を戻しましょう。
もう生産完了品ですが、たまに中古で見かけますね。
真空管を搭載し、3バンドEQ(mid sweep),limiter(Peak Stop plus)を搭載しています。
[DRIVE]とあるつまみがあるのですが、コレがいわゆるGainです。ここで増幅し、[LEVEL]で出力レベルを決めます。
それぞれInput GainとOutput Levelだと思ってもらってよいでしょう。DRIVEは+10dB~+60dBです。PAD,+48V,Phaseも搭載しています。80Hz固定ではありますが、HPFもあります。レベルの監視はVUメーターとCLIP indicatorで行います。VUはを切替で監視できます。Clip indicatorは回路の、クリップの可能性がある部分すべてを監視しているとの事。ただし真空管搭載ですからあまり嫌味な歪にはなりません。
inputはMicはもちろんLine/Instの端子も装備しています。Lineですが、1/4"もXLRもあるので嬉しい限りです。真空管をHeat upさせておいて、その恩恵を2mixに付加する、という使い方も可能です。またoptionでADコンバータのボードを搭載させることも可能です。

Sound Impression of dbx 586

肝心の音ですが、コレはRockな音がします。クリーンでパンチがある感じですね。GtやDsにはもってこいです。TomなどはEQ無しでもぜんぜん大丈夫です。クリーンな印象はあまり受けません。786を比べるとやはり、値段のせいもあってか786のほうがスッキリしています。真空管回路などさまざまな要因があるでしょう。
ゴリッとした感じの音にしたいときはもってこいですね。
DRIVEをフルにして、音を過激に歪ませるときにはよく使用します。ボーカルのシャウトなどですね。
またinsert回路があり、Pre EQでDynamicsなどを経由させることが可能で更に、そのバイパススイッチも搭載しているので、True Bypassが可能です。
真空管機材なのでウォームアップには時間をかけなければなりませんが、長時間ウォームアップした音はすばらしいですね。
2mixやマルチで録音した素材をLineで通しても音はかっこよく変化します。
BassやKickのニュアンスをちょっとかえたいときなどにもってこい!!

Afterwords

僕の録音/Mix時には無くてはならない機材ですね。その証拠に3台あります(苦笑)。
何かと使い勝手の良いこの586、生産完了なのが悔やまれる機材です。
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checker:Takumi Otani

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