<

Sony
DPS-V77

Product Overview

もうとっくに明けてますが...
2007年最初のproduct Reveiwは....
SONY DPS-V77です。
もうだいぶ前に生産完了になりましたが、SONYのエフェクターのシリーズにDPSシリーズというのがありました。たまにYahoo Auctionsにも出てきますね。
という4つのラインナップで1U、結構重たく1台¥150000(!!)(全部買うと¥60万ですよ!!)
というのがあったのです。
D7,M7,R7は所有して使用したことがあるのですが、t.c. electronicやLexicon,YAMAHAのどれとも異なるシルキーにかかるエフェクトが非常に重宝していました。特にR7は好きでよく使用していました。
でこの4台の中から厳選したプログラムを搭載し、更に相互に組み合わせたり、新規に新しく追加されたエフェクトをもつマルチエフェクタとして発売されたのがDPS-V77です。
弟分としてSPD-V55と言うのもありましたが、そちらはかなりコンセプトが異なっていました。

Sound Impression

実際の音に関してですが、そうですね、僕が初めて聞いたときの印象は「素敵!!!」でしたね。自然に広がるリバーブが最高です。「自然な感じ」というとt.cなどには勝てない部分もあるのですが、スネアにだけ程良いルームリバーブを、それっぽく掛ける(ある意味不自然な行為ですよね。スネアだけが響く、ということは現実にはありえませんから)というようなことに関しては非常に有効です。
ある意味SONYらしく、ある意味SONYらしくいないその音に若干の驚ききと、感動を覚えた記憶があります。
YAMAHAのSPX900/SPX990と試聴したことがあるのですが、SPXがそっけない平面的(左右対称に広がるイメージ、と言うと伝わるでしょうか)なReverbなのに対してDPSは奥行きの感じが綺麗に出るReverbでした。埋もれていくか、部屋のサイズが変わったかのように聞こえるか、でしょうか。SPX2000に搭載されているX-REVは、イメージとしてですが、結構近いものがあるのかもしれませんが、あの当時にこのクラスの製品、アルゴリズムをつくっていたというのはすごいことだと思います。へたをするとアンサンブルが複雑になれば邪魔になるのかもしれませんが、僕は複雑なアンサンブルモノにでも良くDPSを使用しています。
単純に響きを付加する、と言うところから一歩踏み込んだ空間を再現/制御するというRevのひとつだと感じています(サンプリングrevには勝てないのでしょうけど)。
リバーブで音をうまくなじませる、ということがDigitalが発達すればするほど必要になる印象が有りますが、ライブで、アナログミキサーを使用してもRevの有無は大きな差になりますね。
僕はよくRoom,Plate,Hallの3種類を使うので、ある程度デフォルトでプリセットを組んであるのですが、とりあえず、で使っても非常に良い感じです。
A.GtやStrings,Snareなど最高です。
僕が一番好きなリバーブのひとつといってよいかもしれません。
また先日同僚のバンドの録音をちょっと手伝ったのですが、そのときはM7/F7からのプログラムが大活躍でした。
ジョグダイヤルで操作もしやすく、視認性はプラグインに勝てないながらも、音の部分では下手なプラグインより、全然スムーズです。

Afterwords

生産完了が非常に悔やまれますが、モノがあればもう一台欲しいエフェクタの1つです。是非ともプラグインで復活して欲しいハードの一つですね。
Sony,DPS-V77

date:
checker:Takumi Otani

Product Review