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Rosendahl
Nanosyncs

お久しぶりの機材レビューは当店スタジオAnnex RecordingのW/C generator "Nanosyncs"を取り上げてみましょう。
ご存知の通り、デジタルの製品を接続する際にはクロックが必要となりますが、そのクロックを変更するだけでも音は変化します。外部AD/DAコンバータなどを使用するときには必須ですね。
デイジーチェイン(数珠繋ぎ)にするとジッターが増えるので、Annex Recordingでは、WC generatorを使用しています。
といってもあまり多数のデジタルを使用しないのと、dbx Quantum, Apogee AD-8000,などは複数のDigitalアウトを装備していますので、S/P DIF,AES/EBU,ADIなどを駆使して接続していました。W/C generatorが欲しかったのも事実です。
そこへやってきた期待の新人がNanosyncsです。
W/C generatorとして、活躍中です。
前述のとおり、なくても何とかなるので、僕はクロックを切り替えて音の傾向を変えるのによく使用しています。といっても微妙な変化ですが...
dbx Quantum:ロックでクリーンな感じ。Rockやpops,Metalにgood!!
Apogee AD-8000:ボトムのパンチが出る。Hip/Hopに向いている感じですかね、

NanosyncsはオールジャンルOKですね。癖がないので非常に使い勝手がよいです。
これからもいい感じに役に立ってくれそうです。
残念ながら生産が完了し、Nanosyncs HDが後継機として登場です。映像系のシンクがより強化されたようですね。
Rosendahl,Nanosyncs

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checker:Takumi Otani

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