<

Fostex
PM0.4

さてさて、最近スタッフが喜んで様々な製品のProduct Reviewを書いてくれて助かります。当初録音関係の機材が中心でしたが、最近はエフェクターやアンプまで!!
僕もいまキーボード関係のreviewを書くべく、いろいろチェック中です。

Product overview of PM0.4

今回取り上げようと思うのはFostexのNear Filed Monitor PM0.4です。
最初に製品を見て思ったのは「かわいいー、でも大丈夫かなぁ?」(144(W)×220(H)×180(D)mm,A5用紙位です。)一抹の不安が...。
口径100mmのウーハーと16mmのソフト・ドームツィータをバイアンプ駆動させています(LF=18W、HF=18W)。端子はTRSとRCAです。
前述の通り、出力は36Wです。
小さいと思われるかもしれませんが、自宅でそれなりの音量を出すことが出来る方というのは少ないのではないかと思います。
Mixer/DAWからの出力を適正値にしておいて、Monitorの音量を上げる、というセッティングがS/Nの観点からは最もよいのですが、それを体現できる、モニターでしょう。

Sound Impression of PM0.4

当店のDAWデモ様のPCにつないでみようとも思ったのですが、結構低域を強調したMixの曲が入っているので何かあって破損すると大変です。
Rubicon 5a(SAMSON)クラスの低域がしっかり出るタイプのSpで鳴らしてもSpがフルパワーを出している感じがあります。
「4inchのWooferにあの低域をつっこんだら...。」普通に考えて、悲惨な結果しか想像できません。

最初ポンとおいてCDでcheckです。
いいじゃないですか!!!これマジで4inch?という豊かな低域と鳴りっぷり!!なんというんでしょうか。出てくる音が違います。オーラをまとっている感じ!
音像がしっかりと把握できて、奥行きもしっかりつかめます。音も団子にならずイメージがそのまま音にしやすいモニターだと思います。
当店の他のEngineerも「いいじゃんいいじゃん!!!」とよってきます。高域の方もピーキーな部分はなく、伸びがあります。この音でペアで2万しない!!
うーん良い時代になりましたね。
ポテンシャルを感じたので、もう少ししっかりセッティングしてみることにしました。
インシュレータを入れてみたり、角度を変えてみたりいろいろやってみます。
しばし格闘して、ナイスな状況を見つけました。

インシュレータのの入れ方やその場所、耳の高さで音が素敵に変わる、とても追求のしがいがあるモニターです。
セッティング次第で、様々な環境に対応できるSpといってよいのではないでしょうか?

さて、Hip/Hopの並みの低域を突っ込んでみましょう。
「やべぇ、鳴ってる!!」バスレフがあるとはいえ、このサイズのモニターからこの低域はちょっと意外でした。やはり最低域は出ないのですが、自宅で、PCの画面の横において作業するにはもってこいではないでしょうか??

Afterwords

今自宅でちょうどモニターが欲しかったのですが、コレかこの1つ上の機種のPM0.5が最有力候補です。
気になった方は是非つくば店へ!!オススメセッティングお教えしますよ。

Fostex,PM0.4 クリックで販売ページやジャンプ、別ウィンドウが開きます。


date:
checker:Takumi Otani

Fostex,PM0.4 ショップページへ

Tweet
Product Review