Ballad
Ba1500 & Ba810

Product Overview

今回はハイエンドモニタースピーカーの試聴です。
それはもう泣く子も黙るプライスなのですが、価格はさておき、一度は皆さん聴いてみたい高級スピーカーを聴いてきました!

音響業界のみならず、オーディオファンの方々にも浸透しているハイエンドスピーカーブランドを多く取り扱うBalladさんをMUSIC PLANT 土浦店のA-1スタジオにお招きし、Ballad自信作のBa1500とBa810を試聴させて頂く機会を得ました。

Ba1500、さすが大きいです。そして重たそうです。プレーンな杢目が印象的なナチュラルカラーのエンクロージャーに、一際目を引く同軸2way型スピーカーが筐体のまさに顔とも言うべき場所に収まっています。このユニットがウワサの604-8HIIです。

Alltec Lansing社の有名なラージモニターの604シリーズの同軸ユニット:604-8Hは、業界でも有名な銘機で、かつ、多くのオーディオファンの方々を魅了し、多くの評価を得てきました。
残念ながらAltec Lansing社は業界から撤退してしまいましたが、元Altec Lansingの一部の技術者たちが立ち上げたGreat Plains Audio社は今でも一部の過去のAltec Lansing製品を現在でも生産を引き継いでいます。
そのGPA社により新たにチューンナップされた604-8HIIを今でもこうして拝見&拝聴できるのは大変幸いな事であります。

簡単にですがスペックを記載しておきます。

Spec of Ba1500

  • 周波数特性:30~20,000Hz
  • 定格入力:100W(AES)400W(peak)
  • 感度;99dB(1W/1m)
  • システムインピーダンス:8Ω、
  • 振動板素材:アルミニウム
  • 木材:フィンランド産バーチ材
  • 外形寸法:465(W)×1250(H)×505(D)mm
  • 質量:65kg

Spec of Ba810

  • 周波数特性:75~20,000Hz
  • 定格入力:200W(AES)800W(peak)
  • 感度:94dB(1W/1m)
  • システムインピーダンス:8Ω
  • 木材:フィンランド産バーチ材
  • 外形寸法:276(W)×446(H)×275(D)mm
  • 質量:11.5kg

Sound Impression

さて、早速試聴してみます。

Ba1500

まず、「ドキッ」としました。素晴らしい程の明瞭な定位が目の前に広がります。
豊かで締まりのある低音とハリのあるミドルレンジ。また、さわやかに伸びる高域が艶やかさをさらに助長しています。
そこへ躍動感のあるダイナミクスとレンジの広さも相まって、まさに目の前にステージが広がる様です。
その生っぽさはまさにラージモニターとして大活躍できるポテンシャルの高さと余裕が伺えます。
現に音源のミックスが鮮明にそのまま反映されます。
「あれ、この曲こんなロングリバーブ掛けてたんだ。」
「この曲のイントロ、うっすらディレイかかってたのね。」
「ありゃ、このCDちょっとミックス荒いかも、詰め込み過ぎな気がする。」
普段聴いてたCDにいろいろと新しい発見が次から次へと出てきます。
改めて、良い音のCDを聴くと、「ドキッ」とします。
スキの無いミックスにCDを聴くと、プレイヤー一人一人の演奏する様がまさに見える様です。

本当にライブさを求めるのであれば、この感じが必須だと再認識しました。
圧倒されるまま何曲も試聴し、あっという間に1時間。
クラシック系、ジャズ系は特に相性が良かったですが、会場の皆さん一致でカーペンターズが最高に美しく聞こえた印象を持ちました。

Ba810

さて、小休止を挟んでBa810も聴いてみます。

8角形フレームが特徴的な20cm同軸2wayユニット、その名も「オクタゴン」を採用したBa810は、そのサイズからは想像もつかないパワーを放出します。実際なかなか良い音量出てます。
低音もちょうど良いバランス。Ba1500とは全くキャラクターが異なり、急にハイエンドオーディオ屋さんに来たような印象を受けました。
高級オーディオスピーカーは、スピーカーから音が出て来るというより、全面にサラウンド的に音場が広がるような印象を受ける事が多くあり、そして、それが良いスピーカーである証になっていますが、まさにそれです。
派手でないまろやかなサウンドは長時間聴いていても飽きの来ないだろうと想像できます。
これはこれで、クラシックを聴いたり、映画を見たりするにはかなり楽しめるスピーカーである事は間違い無さそうです。ただ、先にBa1500のホンモノサウンドを聴いてしまったが為に、そのインパクトの強さからBa810の試聴はそこそこに、もう一度Ba1500を聴く事にしました。

Ba810の試聴の最後に映画のサウンドトラックを用いたのですが、同じ物をBa1500で聴いてみると、
またもや「ドキッ!」
定位がやはり全然違います。
先ほど申しました通り、サラウンドの様な音場(これは例えていうならばホールで演劇を後ろの席で聴いているような広がり感)から一転、ものすごいリアリティを持ったクッキリ定位の音場(ステージがグッと近くなって生音がダイレクトに伝わってくるようなライブ感)に。
また、途中ロングサスティンの金物のパーカッションが入ると、その明瞭さにびっくり。
僕が最近聴いた中で、こんなにも16~20kHzの存在感を感じたスピーカーは他に有りませんでした。

やはりBa1500は素晴らしいラージモニターだ!
と再認識したところで、本日の試聴を終了しました。

Afterwords

今回は音を聴いた感想を中心にお届けしてみました!

要予約ですが、Ballad Baシリーズの試聴も承ります。
詳細はお問い合わせ下さいませ。

date:
checker:徳次郎

Ba1500
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試聴場面
Product Review