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ADAM
A7X

今年ももう8月だというのに本来書くべき記事の半分しか記事が書けていない(汗)と思ってあせっていたら、ただの勘違いでした。ちなみに個人的な目標では隔週で記事をULしていこうと思っていました。昨年はそれが実行できたので「よしよし」と思っていたのですが、今年はなぜか筆が重かったのです。しかしよく数えてみるときちんと目標クリアしていました。隔週=毎月2つ(かどうかは別として)8月に16記事くらいですね。よしよし。
ほんとにどうでも良いことはさておき、今回のレビューは弊社ANNEX Recのモニターにも採用されているADAM A7の後継機種。A7xです。

CFEのO山田さんから連絡を頂いたのが5月くらいだったでしょうか。楽しみにしていたのです。O山田さんも「是非聞いてください!!」とおっしゃっていただいていて、スケジュール調整の末やっと試聴することができました。

Product Overview of A7X

まずはスペックです。一部省略します。

内蔵アンプ
ウーファー:100W/150W peak
ツイーター50W/75W peak
コントロール
ボリューム:+14dB~-∞dB
ルームEQ < 160Hz ±6dB
ルームEQ > 6kHz ±6dB
ツイーターレベル調整幅:±4dB
周波数特性
42Hz ~ 50kHz
クロスオーバー周波数
2,500Hz
入力コネクター
XLR(バランス)/RCA(アンバランス)
入力インピーダンス
30kΩ
重量
9.2kg
寸法
337mmH x201mmWx280mmD

特筆すべきは周波数特性でしょうか。42Hz ~ 50kHzです。ちなみにA7は35kHzです。まぁこれだって立派な数字ですね。この高域の伸びはADAM SXシリーズに搭載されているX-ARTツイーターのおかげです。以前のモデル、すなわちAシリーズとSシリーズにはARTツイーターというツイターが搭載されていました。高域の自然な伸びが気に入ってA7を導入してもらった経緯がある(他にも導入の要因は有りますが)ので非常に楽しみです。

外観も少し変更があり、バスレフポートが左右対称になっています。A7はオフセットされているのですが、CFEさんに「これなんとかならないものでしょうか...」といった記憶が有りますが、世界的にもそう言う方が多かったのかもしれません(まさかボクの意見が本国までいって採用されるとは思えないですからね)。
なんとなくすっきりです。

Sound Impression of A7X

さて、実際の試聴に移りましょう。今回は主にCDでのチェックに終始しました。

まずRoom EQをフラットにしての試聴です。いやーさすが、眼前に気持ちの良い空間が広がります。音量を突っ込んでも歪感などは有りません。音量の不足感もなく、A7同様見事な鳴りっぷりです。X-ARTツイーター以外にもアンプもブラッシュアップされているのでしょう。レスポンスの良い反応をしてくれます。悔しいですが(?)A7より、高性能な印象です。非常に解像度が高い音、と言う印象です。

ほぼ同じタイミングで試聴したFocal CMSシリーズの印象との比較になりますが、すっきりしていて癖の少なさを感じます。

左右の間隔を狭めて聴いてみました。もちろん音の広がり方は変わりますが3Dの解像度の高さはキープされている印象です。狭くした分、奥行きが見えやすくなったような印象が有りました。

セッティング追求のしがいがあるモニターではないでしょうか。

A7との比較になりますが(同じタイミングで厳密に聴き比べたわけでは有りません。あくまで印象です)、A7よりもあっさり、すっきりしていると言う印象です。物足りない、とまではいかないのですが弊社スタッフの一人(A7ユーザー)は「聴き慣れているせいかA7のほうが好きだなぁ」と言っていました。彼の音の好みを考えるとうなずける発言です。ただ、ポンと置いた状態での試聴ですし、デモ機がまだ新しいこと、電源ケーブルや信号ケーブルも一般的なものというふうに捉えると結構セッティングで追い込んでいけるでしょう。

実際インシュレーターをいれたら音は変わりましたのでそういうセッティングを追い込みやすいモニターであることは事実でしょう。

もしこのすっきり感がツイーターの音だとしたら(EQなどの影響でないとしたら)すごいと思います。というのは新しい製品にありがちな、よく言われる「硬い音」という部分が、一般の製品よりも高いところに存在している印象です。ジャリっと言うよりはシャリ、いやサリと言う感じでしょうか。50kHzまで伸びているというのはまんざら(?)嘘ではなさそうです。耳の疲れない高解像度なモニターと言えるでしょう。

Afterwords

個人的意見を言ってしまえばとても好きなモニターです。日頃からA7を使用している、と言う部分もあると思いますが、ある日A7がA7Xに取り替えられていても戸惑うことなく仕事が進めていけそうです。

もっと言うと価格なども含めてスタンダードになれるスピーカーではないかと思います。いわゆる「ポスト NS-10M」というやつですね。念のためですが、音ではなく性能の観点からです。

こうなると上位機種、SXシリーズの聴いてみたいですね。

そんな機会に恵まれたらもちろんレビューにアップしますのでお楽しみに!!

ADAM,A7X 画像

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