ADAM
A3X
スピーカーのレビューが続きますがご容赦下さい。電源ケーブルが続くよりはましだと思います(苦笑)。今回はADAM AXシリーズからA3Xです。
Product Overview of A3X
AXシリーズは2種類に大別できます。A3X,A5XのグループとA7X,A8Xです。チョット分かりづらいかもしれませんが、「A5XはA7Xを小さくした、というよりはA3Xを大きくした」と言う方がしっくり来る、と言う感じです。
さてA7Xのウーファーは7インチですが、A3Xのウーファーは4.5インチです。お約束スペックです
- 内蔵アンプ
- ウーファー25W/40W peak
- ツイーター25W/40W peak
- コントロールパネル
- ボリューム: +14dB/-∞
- ルームEQ: < 160Hz ±6dB
- ルームEQ: > 6kHz ±6dB
- ツイーターレベル調整幅±4dB
- 周波数特性
- 60Hz ... 50kHz
- クロスオーバー周波数
- 2,800Hz
- 入力コネクター
- XLR/RCA
- 入力インピーダンス
- 10kΩ
- 重量
- 4.6kg
- 寸法
- 252mm(高) x150mm(幅)x185mm(奥行)
コンパクトでかわいいですね。重量も見た目通りか,それよりチョット重たいくらい、と言う感じです。
Sound Impression of A3X
さて、音に移りましょう。低域の再現性はもちろん音が違います。X-ARTツイターなどは同じく採用されているので、アンプ部の構造も違うのかもしれません。
高域へのつながり的な部分もA7Xのほうがスムーズな印象です。
こればっかりはメーカーでないとわからないので邪推するのはやめておきましょう(苦笑)。
チョットやからしたなぁ、と感じたのが、先にA7Xを聴いてしまったこと。A3Xを聴くとどうしても低域が不足します。出力だって小さいですしね。
みなさん、スピーカーを試聴するときにはサイズの小さいものからにしましょう(泣)。
さて、そのギャップを埋めて頑張って試聴しました。
サイズ的にもデスクトップモニターという感じになるでしょう。そう考えると問題の無い低域の再現能力と言えるかと思います。物足りないと言う方もいらっしゃるかと思いますが、そう言う方はA5Xをどうぞ(笑)。ただセッティング時には自分の耳に向けてうまく角度を付けていただく必要が有ります。設置場所を高くセッティングすると言う工夫でも大丈夫でしょう。
Afterwords
どうしてもサイズ、値段などから A3X < A7Xと言う感じになりますが、それは仕方ないことです。求められているものが違うのですからそれも当然でしょう。
近くのコンビニに行くのにスーパーカーは必要ありません。歩いてだって行けるかもしれません。
自宅作業に爆音が必要かどうか、ご自身の環境にマッチしたモニターを選んでください。