Linea Research   88C10

パワーアンプとしての優れたオーディオ性能と最先端のDSPテクノロジー、そしてネットワーク制御がシームレスに統合されています。

これにより、ユーザーは高い出力と優れた音質を同時に得ることができます。

1チャンネルあたり400ワットから2,500ワットの出力を持つモデルがあり、用途に合わせて選ぶことができます。



このシリーズでは、余裕のある設計の高性能な電源を採用しており、全チャンネルを駆動しても2オームに対して最大出力を効率的に供給できるようになっています。

このため、音質の劣化を心配することなく、高いパワーを安定して得られます。

また、効率性も高いため、長時間の使用でも安心して利用できます。

Linea Researchのアンプは、チャンネル間でパワーを配分する必要がなく、パワーを常に最大限に活用することができます。これをは、最先端のコンポーネントと精密に最適化された設計によって、一般的なパワーアンプと比較して7%から10%効率が高くなっているためです。

この効率の向上は、エネルギーコストを削減するだけでなく、豊富なパワーリザーブを保証し、極限の状況下でもクリアな音質を維持します。



他の特徴として、各チャンネルは2オーム、4オーム、8オームの名目負荷だけでなく、25V、70V、100Vの定電圧ラインにも最大出力を提供するように構成できます。

これにより、設計者やSIerにとって、比類ない柔軟性とコスト効率を提供します。



タンパープルーフ・フロントパネルによって製品を直接操作できないようになっており、不意の誤操作を予め防ぐ事ができるようになっております。



Linea Researchの直感的なソフトウェア System Engineer PCアプリケーションを使用した制御は、プリセットの柔軟な管理や、システム全体にわたるミュート、ゲイン、ディレイ、EQのオーバーレイグループ化など、多くの便利で時間節約につながる機能を提供します。



先進的な96kHz DSPは製品に完全に統合されており、ユニークで実用的な多くの機能を提供します。DSPアルゴリズムのすべてはLinea Researchによって設計され、独自に開発されているため、他社製品にはない機能もあります。

たとえば、独自のLIRリニアフェーズクロスオーバーフィルターは、従来のフィルター形状と同様に使いやすく、FIRフィルターよりも遅延が少ないといった特徴があります。

また、強力なVXリミッターは、ピーク、RMS、エクスカーション制限だけでなく、パッシブ2ウェイエンクロージャー用のマルチバンド制限も備えています。