1980年代も終わろうとしていた時期に誕生したMAVERICKは、628mmスケールの採用、深いジョイント位置によるハイフレットポジションでの抜群のプレイヤビリティ、日本人の体格に収まりの良い小振りなボディシェイプ、最後期には27フレットまで指板が延長されるなど、ラインアップの中でも類を見ない唯一無二の仕様でした。
一躍人気モデルとなりましたが、諸事情により2020年に惜しまれつつも生産が終了すると、生産続行を求める多くのリクエストを頂く事態となりました。急遽生産体制や仕様などを再検討した結果、再生産の見通しが立ったため今回の復活となりました。
これまでホワイトアッシュを使用していたボディはアルダーに変更され、指板はローズウッドとメイプルの2種類から選ぶことができるようになりました。これは発売当初に使用されていたウッドマテリアルと同じになります。ハードパーツやピックアップ構成、特徴的なレバースイッチの配線などは最後期の仕様を踏襲しています。
小振りなボディシェイプに、628mmスケールを採用したモデルがMAVERICKです。27フレット仕様で深く入ったカッタウエイ、ボディに施されたERGOカットは、ハイフレットでのプレイヤビリティを抜群に向上させます。また、フロイドローズトレモロを搭載していますので、テクニカルなプレイスタイルにも完全に対応することが可能です。
PUセレクターは、センターポジションではネックとブリッジの両ピックアップのオートコイルスプリットサウンドがミックスで出力されるように配線されています。
ESPオリジナルシリーズの中で、唯一27フレットを持つMAVERICK。2オクターブより上の超高音域でのプレイも可能にしています。
新たに設計されたERGOジョイントを採用。ボルトオンタイプが抱えるハイポジションでのフィンガリングにおいてストレスを感じさせません。
アウトプットジャック部は舟型タイプのプレートがボディサイドに落とし込まれています。
バックには特徴的なカットが入っています。通常とは逆の凸面にカットされていますが、ボディへは抜群のフィット感を約束します。
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