L-Acoustics
DSP搭載4ch パワーアンプ
新品
パワードスピーカーのメリットを単体アンプで・・・
LA4Xは、環境に配慮した(省エネルギー)高効率電源モジュールを搭載する4入力 4出力構成のアンプリファイドコントローラーです。LA4Xは個別のパワーアンプを用いたシステムの汎用性を保ちながら、セルフパワードスピーカーシステムのメリットをL-Acousticsのスピーカーにもたらします。L-Acousticsシステムは以下に示す3つの接続モードでオペレートできます。:
フルアクティブ
高水準な結果を求められるプロジェクトにおいて、最高のパフォーマンスと最大のヘッドルームを得るためにLA4XはK2までのモデルをアクティブドライブできます。トランスデューサ―セクションごとに個別のアンプチャンネルを割り当て、スピーカーエンクロージャーごとに独立したDSP処理を施すアプローチにより、入力:プロセッシング:エンクロージャーを1:1:1で構成する「最大の自由度」をシステムにあたえます。
コンベンショナル
スピーカーエンクロージャー数に対するアンプ台数をコスト面で最適化する必要に迫られるケースにおいて、LA4Xは4入力のメリットを活かしながら従来のアンプリファイドコントローラーのように4つのアンプチャンネルに対してパッシブスピーカーエンクロージャーをパラレル接続できます。
環境に配慮した(省エネルギー)電源部
LA4Xはユニバーサルスイッチモードパワーサプライを搭載した「環境配慮(省エネルギー)タイプ」のアンプリファイドコントローラーです。SMPS(スイッチモードパワーサプライ)には不安定な電源環境に対する高い適応能力と、利用可能な電力のほぼ100%を活用しアンプの効率を最大化する力率改回路(PFC)を備えています。このPFCにより従来のアンプが16Aの電流を用いて出力していた電力と同等の電力を10Aの電流から取り出すことができます。これは電源周りの必要条件(ケーブルの太さ・電源装置など)についての実質的な削減を意味します。LA4XはクラスD増幅回路により熱損失を最小限に抑えて高効率化を実現しながら、4 x 1000W RMS(8Ω・4Ω)を業界トップクラスのホールド時間で出力します。8Ω負荷に対する本当の意味での高いRMS定格出力に加えて、高いエネルギー供給能力(出力パワー x ホールド時間)は、とりわけ低域用スピーカーシステムにおいて最高のパフォーマンスを得られます。
入出力とDSP
LA4Xの入力セクションはアナログまたはデジタルの音声信号に対応しています。4チャンネルのアナログ入力セクションはフロントエンドにカスケード接続した24ビットA/Dコンバーターを備え、革新的とも言える130dBのダイナミックレンジを確保しています。またAES/EBUデジタル入力セクションは44.1kHzから192kHzに対応可能なサンプリングレートコンバーターを備えており、さらにこれらの入力セクションはフォールバック機能によりリダンダントを構築できます。内部DSPエンジンは96kHzのサンプリングレートで動作し、独自のアルゴリズムによる32ビット浮動小数点処理を行います。IIRとFIRのフィルターを組み合わせた工学的なアプローチにより「ナチュラルで色付けの無いリアルな聴こえ方」を実現する、完全にリニアな位相曲線と旧来のものから大幅に改善したインパルスレスポンスを生み出します。チャンネルごとに8つのIIRおよび3つのFIRフィルター・空気吸収補正フィルター・アレーモーフィングツール・1000msディレイを備えているため、アンプリファイドコントローラーはアウトボードのプロセッサーを用いずに、ルームチューニングの領域までカバーするEQステーションとして機能します。保護システムであるL-DRIVEは信号レベルをリアルタイムとRMSの二重に分析しています。トランスデューサ―が過振幅またはボイスコイルの高温化による非直線動作領域に達すると、L-DRIVEはコンポーネントの破損を防ぐために最大のダイナミックレンジを維持しながら高機能なパワーレギュレータ―として作用します。
ユーザー・インターフェース
フロントパネルのユーザーインターフェイスを使えば、4イン4アウトフロントパネルのユーザーインターフェイスは4入力4出力の設定変更に素早くアクセスできます。ユーザーメニューへはロータリーエンコーダーから瞬時にアクセスできますし、システムパラメーターはリアルタイムで2×24文字のLCD画面に表示されます。ルーティング・ミュート・ゲイン・プリセットの選択に加え、ディレイ・極性の設定をアクセス可能なコマンドとして配しています。また、メニューページのナビゲーションは素早く直感的に操作できます。ユーザーは標準のオンボードプリセ