Martin Audio   WPS-W

WPSの白色モデルです。

Martin AudioのマルチセルラーMLAテクノロジーが個々のエンクロージャー内の独立したプロセッシングとアンプによる制御素子を用いてカバレージのコントロールを行うように、WPSの段階的なアレイの制御精度の選択でも、従来型のラインアレイよりも均一なカバレージ性能と指向性制御が得られ、フレキシブルで先進的なアレイ制御の手法が供給されています。

WPSは非常に多用途で先進的なラインアレイです。SPLのピークは133dBでありながら軽量で、高出力アレイを必要とする小中規模のツアーサウンドや固定設備向けにデザインされています。均一なカバレージと完璧なサウンドパフォーマンスを備えているWPSは適応性が高いのでライブサウンドや劇場、コンサートホールなどの固定設備にも最適です。他のWPシリーズのフロントフィル、ディレイ、サイドハングとして利用でき、レンタル会社にとってもコストパフォーマンスの高い製品です。

WPSは非常にコンパクトなボディにたくさんのドライバーユニットを搭載したパッシブ3WAYシステムです。
2本の8インチ低域ドライバーと4本の4インチの中域ドライバー、4本の1インチ高域コンプレッションドライバーを搭載し、エンクロージャーの広範囲を占める硬質高域ホーンが特徴です。100度の水平指向特性が高域と中域の両方のカバレージを生み出しています。4インチ中域ドライバーは効率性を上げるためにコンプレッションロードされており、高域スロート付近の環状スロットを通じてホーンに入り、高域のウェーブフロントと効果的にマッチします。高域セクションでは4つの1インチ出力コンプレッションドライバーが採用されたことで、大型システムにありがちなノイズやひずみを抑え、ピュアな高域を提供します。
8インチ低域ドライバーが高域ホーンの裏側に配置されていますが、各ドライバーに少量の空気が出入りできることで、動作範囲の上限出力が向上しています。低域水平パターン制御を有効に提供できるよう、低域セクションの出力口が水平方向に配置されています。低域パフォーマンスを拡張する場合、WPSはSXC118カーディオイドサブウーファー、またはそのフライングバージョンSXCF118カーディオイドサブウーファーとマッチするよう設計されています。

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