特長
- 通常、中高域のサウンドを水平100°以上のエリアに届ける場合、2本のスピーカーを横に並べて設置します。しかし中心部では強い干渉が生じてしまい、明瞭度が損なわれていました。CWT128の中央に搭載されたCWT(Crossfired Waveguide Technology)ウェーブガイドは、2つのウェーブガイドを左右に並べた独自の構造です。それぞれにドライバーが接続され、水平160°の極めて広い範囲をカバーします。ウェーブガイドには厳密な指向制御が施されており、中央部でも干渉がほとんど発生しません。そのため、ドライバーが発した音をそのままの音質で届けることができ、音量の凹凸も大幅に低減されるため、カバーエリアのどこにいてもクリアなサウンドが得られます。
- 1本で広いエリアに音を届けることができるので、大きな会場も少ない本数でカバー可能。コンパクトなため、1本辺りの設置面積も抑えることができます。
- スピーカーの本数を減らせるため、パワーアンプなどの関連機材が少なくて済み、システムをシンプルに構築可能。設置や調整に掛かる手間も最小限に抑えることができます。
- コンプレッション・ドライバーには、1.5インチ環状ポリマー製ダイヤフラムを搭載。微細な信号にも俊敏に反応し、歪率も極めて低く抑えられているため、原音の忠実な再現が可能です。また高磁力のネオジム磁石を採用し、カバーエリア全域で十分な音量が得られます。
- 低域ドライバーには、高調波歪を低減させる独自の磁気回路設計SFG(Symmet-rical Field Geometry)を導入。さらにボイスコイルとポールピース部に銅コーティングを施すことで、インダクタンスと歪みを低減し、パフォーマンスを格段に向上させています。
- ハイ・インピーダンス接続が可能な70/100V対応のトランスを標準装備。色は黒と白(-WH)を用意しました。
- エンクロージャーには頑丈な堅木合板を使用。熱や摩擦、経年変化に強いDuraFlex塗装を施しています。スチール製のグリルには粉体塗装を採用しており、耐久性や防錆性が向上しました。屋外への設置にも対応するモデル(-WRC、-WRX)も用意しています。
- 上下左右や背面にサスペンション・ポイントを装備。多様な設置方法に対応します。
Spec
- 周波数レンジ(-10dB)
- 71Hz~20kHz
- カバレージ角(水平×垂直)
- 160°×60°
- 最大音圧レベル(1m)
- 129dB SPL(ピーク)
- 感度(1W、1m)
- 94dB SPL
- 公称インピーダンス
- 8Ω
- 許容入力
- 450W
- トランスタップ
- 100V:110W/55W
70V:110W/55W/28W - ドライバー構成
- LF:228J(8インチ(203mm))×2
HF:2408H-1(1インチ(25㎜))×2 - クロスオーバー周波数
- 1.5kHz
- 入力端子
- ねじ止め端子
- 適合ケーブル
- φ2.6~9.5mm
- エンクロージャー
- 12/15mm堅木合板、黒/白(-WH)、Duraflex仕上げ
- 寸法(W×H×D)
- 258×810×300mm(除突起部)
- 質量
- 27kg
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