Marshall   1974CX

1974は1966～1968年にかけて製造され、現在は全くといってもいいほど市場に出回ることのないマニア垂涎のモデルです。マーシャルはこの究極のコレクターズアイテムをオリジナルと同じ製法でよみがえらせました。
とても18Wとは思えない極太クランチトーンとウォームな音色が魅力です。真空管はプリアンプにECC83を3本、整流回路にEZ81、パワーアンプにはEL84を2本使用しています。
スピーカーはビンテージトーンを再現するために特注されたCelestion　G12M-20 Pre-Aged。ピッキング・ニュアンスをどこまでも正確に伝え、まるで6本の弦が1本1本響いているかのような美しいサウンド、止めどもなく鳴り響くロングサスティン、また、ECC83によって生み出されるナチュラルでドラマティックなトレモロ…どれをとってもギタリストを満足させるに足る極上のコンボアンプです。1974Xには基本的にボリュームとトーンしかありません…感情を込めてギターをプレイするだけ。あとは1974Xがベストサウンドを引き出してくれます。
今回の1974のリイシューに際し、マーシャルは強力な助っ人を用意しました。
1974Xと同じルックス、スピーカーを搭載した1974CXエクステンション・スピーカーキャビネットです。
1974Xの味わい深いビンテージ・トーンをクリエイトするのはアンプ回路だけでなく、スピーカーも大きい要因です。1974のオリジナルのスピーカーは、20W、セラミック・マグネットのCelestion Greenback T1221が搭載されていました。