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特徴
比類ない音響品質を実現
- 全てのパーツの設計を一から見直すとともに、新たな技術を惜しみなく投入。極めてフラットな周波数特性と146dBにもおよぶ最大音圧レベル、広大な水平カバーエリアを備え、原音の繊細さや力強さを会場の隅々にまで届けます。
- 1本のキャビネットに、3基の高域ドライバー、4基の中域ドライバー、2基の低域ドライバーが搭載されています。各コンポーネントの詳細は以下の通りです。
- 小型化と出力性能の向上を両立するために、設計精度を高めたコンプレッション・ドライバーを新たに開発しました。極めて精巧に作られたV字型の環状ポリマー製ダイヤフラムは、高い感度と優れた制動性能、低歪率を実現し、最高品位のサウンドを出力します。高磁力のネオジム・マグネットで駆動するため音圧も十分です。さらに、ドライバーが生み出すサウンドをありのままに出力する独自形状の出力口を採用しました。出力口は、フェーズプラグと高精度に一体化したウェーブガイドに直接つながり、20kHz付近までフラットに伸びる周波数特性が得られます。
- 新設計の中域ドライバーは、1つの磁気回路で2つのボイスコイルを駆動する独自のディファレンシャル・ドライブ方式を採用。ボイスコイルの放熱に優れ、均一なインピーダンス特性が得られるため、耐入力が増加し高域特性が向上しました。高磁力のネオジム磁石を使用しているため、5.5インチと小型ながら十分な音圧が得られます。
- 新たに設計されたRBI(Radiation Boundary Integrator)ウェーブガイドは、中域ドライバーのスロット・ロードとして機能します。従来モデルと比べてスロット数が増えたことで放射性能が向上しました。さらにRBIは、中/高域ドライバーの放射音を、極めて滑らかに継ぎ目なく統合する役割も担っています。低域ドライバーを覆うように伸びた形状は、中域ドライバーの放射特性を最適化しながら高域の回折を抑え、従来のRBIと比べて高調波歪が約12dB低減しました。
- 低域ドライバーは、大幅な進化を遂げた第4世代のディファレンシャル・ドライブ方式を採用しています。従来は1つの磁気回路で2つのボイスコイルを駆動していたのに対し、2つのネオジム磁気回路で2つのボイスコイルを駆動。高感度で優れたパワーハンドリングを実現するとともに、強力な制動力により大音量時も小音量時もほぼ周波数特性が変わりません。もちろん、既存のディファレンシャル・ドライブ方式と同様、耐入力が増加し高域特性が向上しています。綿密に計算されたバスレフポートと相まって低域もパワフルです。
極めて効率的な設置が可能
- 新たに開発した独自のオートロッキング機構により、わずか2ステップで吊り作業が完了。台車上で4本が連結された状態のまま、側面の設定パネルで希望の角度に対応した穴にピンを入れて、そのまま吊るだけです。吊り上げると、各キャビネット間の角度が正確に設定され、その状態がロックされます。角度は11段階(0.25/0.5/1/1.5
/2/2.5/3/4/6/8/ 10°)から選択可能です。撤収時は、背面のロック解除ボタンを押して台車に降ろすだけで、各キャビネットが密着した状態で重なっていきます。 - 専用のアレイフレーム「VTX-A12 AF」はエクステンションバー「VTX-A12 AF EB」×1本がセットになっており、最大24本のキャビネットを吊ることができます。軽量なうえ、使用しないときは連結してコンパクトにできるので、運搬や保管に便利です。アレイフレームやエクステンションバーの向きを変えることで、上向きの設置にも対応します。
- キャスター付きの専用台車「VTX-A12 VT」は、4本のVTX-A12を連結したまま載せることができます。セットの天板を取り付けることで、キャビネット同士を接触させずに、安定してトラックに積むことが可能です。専用のカバー「VTX-A12 VT CVR」も用意しました。
コンパクトで耐候性に優れており設置場所を選ばず活躍
- キャビネットはW1,092×H332×D493mmに抑えられており、客席や撮影ポイントからの視線を遮ることなく会場の利用率を高めることができます。本体やアレイフレームは軽量化が図られ、荷重条件の厳しい会場でも多段のラインアレイを使用可能です。
- エンクロージャーに関する防塵と防水の程度についての保護等級(IEC60529) IP-55 に適合し、風雨に直接さらされる屋外にも設置できます※。
※端子は防塵/防水ではありません。別途対策を施してください。
最高の性能を引き出すCROWNのパワーアンプと専用ソフトウェア
- VTX-A12は、CROWNのパワーアンプ「IT4x3500HD」や「IT12000HD」と組み合わせで最高の性能を発揮します。パワーアンプに内蔵された専用のDSPプリセットデータを使用することで、音質だけでなくシステムを保護するリミッター設定も含めた最適な環境で運用ができます。
- SRシステム全体の設計と設定を劇的に効率化するソフトウェア「Performance Manager」や、アレイ構成時のシステム性能を予測する音響モデリング・ソフトウェア「Line Array Calculator」を用意。どちらも無償でダウンロードできます。
Spec
周波数レンジ(-10dB) | 46Hz~19kHz | |
指向角度(-6dB) | 水平 | 90° |
垂直 | アレイ構成による | |
最大音圧レベル | 146dB | |
公称インピーダンス | LF | 8Ω×2 |
MF | 8Ω | |
HF | 8Ω | |
許容入力※ | LF | 800W×2 |
MF | 400W | |
HF | 150W | |
ドライバー構成 | LF | 2264H(12インチ(305mm))×2 |
MF | 2165H(5.5インチ(140mm))×4 | |
HF | 2423K(2インチ(51mm))×3 | |
端子 | 8Pスピコン×2 | |
エンクロージャー | 15/18mm合板、Duraflex仕上げ | |
寸法(W×H×D) | 1,092×332×493mm(除突起部) | |
質量 | 61kg |