Boot-Leg   HIZUMI HZM-1.0

ヒズミ1.0は、主としてクリーンアンプでの音造りを目的とした1台です。品種としてはディストーションに値します。
心臓部にあたるドライブ回路には、贅沢にも音色の違う2タイプの回路を直列ビルトイン。
これは、オーバードライブの後にディストーションを直列に接続した状態を意味します。

クリーンアンプ使用時に、どうしても2台のドライブエフェクトで強烈な歪みが必要なシチュエーションもあります。しかし通常の操作では、1台ずつの踏み分けしかできません。 しかし、ヒズミ1.0は、ワンアクションで、その煩わしい動作を解消しました。
また、それぞれのコントロールは、個別の2台分のツマミを同時に駆動させたような特殊な動作をするため、非常に繊細でソフトな歪みから音圧を感じるマキシマムな歪みまでをカバーできるようになったのです。

さらに、信号に粘りとサスティーンを与えつつ、各弦の出力バランスを保てるため、強烈にドライヴさせたときのコード音の分離も、申し分ない非常に輪郭のある出音に仕上がっております。 しかも、レンジツマミによる、特定周波数の移動がかなり繊細に設定できますので、LEVELとHIZUMIのポジショニングで次第で何種類もの歪みサウンドを得ることが可能です。 これは、1台にオーバードライブとディストーションを混在させる事により実現したサウンドです。これぞHIZUMI。是非お試し下さい。