只今注文後の確定メールが届かない事例が確認されております。
大変お手数をおかけいたしますが、迷惑メールフォルダの確認、@music-plant.comからのメールを受信できるようホワイトリスト登録をお願い致します。
特徴
用途
レコーディングまたはミックスダウン用アクティブ・モニターActive Mixcubesはスピーカー2台に電源モジュール2台がセットになっています。Active Mixcubesの電源モジュールの必要電圧は115Vです。
開発の目的
Avantone Active Mixcubesは高解像度フルレンジ・パワード・ミニ・リファレンス・モニター・スピーカーです。スタジオ据え置きで、またはレコーディング現場に持ち込んで使用することを想定して開発されています。
パフォーマンス
多くのスタジオは大音量でワイド・レンジを確認することが可能な2ウェイまたは3ウェイのラージ・モニター・スピーカーを使用しています。近年は高解像度オーディオの新時代とは言え、全ての人が高級な再生環境を持つ訳ではないため、テレビやラジカセ、パソコン、カー・ステレオ、iPodドック・ステーションなどで再生されることも想定してミックスをチェックする必要があります。その際は適切なリファレンス・モニターを用いることが重要です。クロスオーバーやローファイなフル・レンジ・ドライバーによって音質が劣化したスピーカーでは適切なリファレンスが行えないからです。特にボーカル、ギター、キーボードなどの中音域系のトラックは細心の注意を常に払わなくてはなりません。そんな時、クロスオーバーの無いフル・レンジ・モニターは真価を発揮します。 開発にあたり、AVANTONE MixCubeの音質を決定するまでに10ヶ月に渡る様々な比較視聴による研究開発が行われました。その結果、オリジナルのAuratone 5C Sound Cubeを改良した非常にスムーズなサウンドを実現しました。リスニング・テストの結果、オリジナルの音質を保ちつつも、高音域がよりスムーズでオープンかつ透明感のある周波数特性であることが確認されています。
キャビネットの設計
オリジナルのAuratone 5C Sound Cubeはハーフ・インチの合板に艶のある木目調のシートが貼り付けられていました。それに対しAVANTONE MixCubeのキャビネットはより厚く密度があり共振特性に優れたMDF合板を採用しています。キャビネット形状は角に丸みのある165mmの立方体で、全体が防磁加工されています。表面は艶がありポリウレタンによるエレガントな「レトロ・クリーム」調仕上げを施しました。筐体底部には滑り止めと遮音を兼ねたネオプレン製シートが貼られています。また様々な設置環境に対応するため、ネジ径5/8インチのマイク・スタンドをマウントするための穴を設けてあります。
ドライバーの設計
オリジナルのAuratone 5C Sound Cubeのドライバーは5インチの型押しフレーム設計でしたがAVANTONE MixCubeは商標登録済みの5.25インチ・アルミ・ダイキャスト・フレームに、オリジナルのパフォーマンスを超えるドライバーとコーンを採用しています。研磨加工されたマウント・ベゼルはエレガントな外観を実現しています。音楽性に優れた紙製コーンはニュージーランドの最高級パルプと樹脂雲母を用いて独自開発されたもので、軽量さと堅さを実現しています。スピーカー・クロスは密度が均一な日本製です。ドライバーのプレートとヨークは住友製1008低炭素鋼が用いられギャップ部の磁束密度が最大限に高められています。マグネットは43オンスのY- 40 GRADE (MIL-SPEC)が用いられ、高出力低歪みのモーター・システムを実現しています。
アンプの設計
アンプ部は真のプロフェッショナル・アンプを目指して一から作られました。安全でかつ「強烈な」アンプを目指した結果、より高価なスタジオ向けラック・マウント・アンプにも負けない豊かなヘッドルーム特性を実現しています。
Features 特徴
- バランス入力
- 入力端子はバランスXLRプラグ、3極バランス1/4TRSプラグ、2極アンバランス1/4TSプラグに対応しています。TSコネクターによるアンバランス接続の場合はマイナス信号が自動的にグラウンドされます。
- System Gain(システム・ゲイン)
- 「SYSTEM GAIN」つまみを用いて入力信号のゲイン調整が可能です。時計回りに回すとゲインが上がります。ゲイン幅は-30~+6dBです。+6dBの値がゲイン調整されない信号となります。この最大値設定は複数のスピーカーを簡単に設定可能です。注意:入力信号のレベルが大きすぎるとアンプがオーバーロードし歪みや故障の原因になります。オーバーロードが生じてしまった場合は「SYSTEM GAIN」つまみを時計回り反対方向に回し入力レベルを抑えてください。
- オン/オフ・スイッチ
- アンプの電源のオン/オフを行う点灯式スイッチです。オフの場合もトランスからの電源供給は途切れません。
- AC電源入力
- この入力端子にはAVANTONE製電源ユニットのみが使用できます。安全のためにケーブル/コネクターを締めてロックしてください。注意:電源ユニットにある電圧スイッチをお使いの環境に合わせて切り替えてください。
- 「GROUND LIFT」スイッチ
- このスイッチをオンにすると入力端子の1番ピンがグラウンドから切り離されます。入力信号のグラウンド・ループが発生した場合に便利です。
- 設置について
- スタンドやミキサー卓の上にAvantone Active MixCubeを設置する際は、スピーカーと耳が同じ高さで、エンジニアにまっすぐ向けて設置するのが最適です。筐体はシールド加工されていますのでCRT映像モニターやテレビの側に設置しても問題ありません。また通常のスタジオ環境の様な設置場所が無い場合は、マイク・スタンドにマウントすることも可能です。
Spec
- System Type
- Active (Self-powered) shielded full-range stereo pair
- Input Type and Load
- 90Hz - 17,000Hz (useful musical range)
- Driver Impedance
- Nominal 8 ohms
- Max SPL
- 104db @ 1 meter = 1%THD (PINK NOISE)
- Amplifier Type
- Class A/B
- Amplifier Power
- 60 watts RMS@ .005% THD (1KHz)
- Amp Frequency Response
- 22Hz-50KHz +0dB/- 3dB (90Hz-50KHz +/-0dB)
- Noise
- S/N -113 dB
- Sensitivity
- 0dBu (.775VRMS) input at maximum volume (+6dB) = 104dB SPL
- Driver
- Proprietary design 5.25" cast aluminum frame
- paper cone / shielded
- Cabinet
- sealed / 18mm MDF / Dacron acoustical stuffing
- Inputs
- XLR & TRS (COMBO JACK) +4/Balanced and -10 unbalanced
- Weight
- 7 lb 5 oz (per speaker)
- Dimensions
- 165mm x 165mm x 165mm (6 1/2" x 6 1/2" x 6 1/2" in)