感性に即応する繊細なタッチレスポンスと、センシティブなサウンドの立ち上がり。
各弦のテンションバランスの徹底した再検証から生まれた、艶やかなサスティーンと明確な音像。
多様なプレイスタイルに応えるために設計された、ひとつの解答。
ESP Original Series SNAPPER[スナッパー]
ESPが考えるスタンダードとは。そのひとつの答えがこのSNAPPERです。
トラディショナルなスタイルを現代のスタイルに合わせて進化させたルックスは、飽きの来ない洗練されたデザインへと昇華しています。
スワンプアッシュのボディに、ハードロックメイプルネックをセット。ブリッジには、スムーズなアーミングが特徴のフリッカーIIIを採用し、 ピックアップにはセイモアダンカンのスタップタイプSTK-S7とハムバッカーTB-16を搭載しています。
新たにミックスバリエーションスイッチを装備。このスイッチはミックスポジション時で選択されるピックアップが「ネック+センター」から「ネック+センター+ブリッジ」、「センター+ブリッジ」から「ネック+ブリッジ」に変更されます。
マスタートーンにはスイッチ付ポットを採用し、0.047μFと0.01μFの異なる値のキャパシターが実装されています。ノブをプッシュすることでワンタッチで切り替えることが可能で、プッシュアップ時には、0.01μFが選択されマイルドトーンとして機能します。
ドリフトウッドとは流木の事をいいます。長い年月をかけて川の中を移動する流木は、水と川底の石などとの摩擦で軟らかい部分と堅い部分の削れ方に違い表れ、独特の雰囲気を持つ見た目、そして質感となります。
ギターに多く使われている木材のなかでも、アルダーなどの散孔材に比べてアッシュなどの環孔材は年輪部分に導管が集中しています。導管が集中している部分は空洞が多くなるため軟らかく削れやすいのですが、導管の少ない木質部は逆に堅くなり削れにくくなります。この差が独特な質感を生み出しているのです。
また環孔材に限らず、導管が大きい樹種の場合は通常ウッドフィラーなどで導管の目止め作業を行います。そうする事で、塗料が導管の中に浸み込まず、平坦な塗膜を作る助けになります。ですが、ドリフトウッドシリーズでは、その質感を生かしたオープンポア仕上げを採用し、なおかつ導管部分に異なるカラーを加える事で、表情豊かなルックスに仕上がっています。
ドリフトウッド加工は木質部の堅さの差が大きければどのような木材でも適用することが可能です。
ローズウッド指板仕様も受注生産で承っております。
写真の杢目と異なる場合がございます。実際の画像をご希望の方はお問い合わせフォームからお申し付けください。