ウッディな質感とアピアランス、豊かなローエンドとウォーム・トーンが持ち味の#5500モデル。
アフリカン・マホガニー材ボディ・バックに、オヴァンコール材トップを組み合わせた3次元アーチドSRボディとして完成しています。
ベース・サウンドに欠かせない豊かな中低音域特性とウォームなトーンに加え、アタック感と歯切れの良い高音域特性を求めたボディのマテリアル・チョイスです。また、木材本来の質感を色濃く感じられる艶消し仕上げを採用しました。
"全ての奏者が握り易い"を追求し究極までシェイピングしたスリム・ネックで、窒素加熱処理技術である"エステック処理"されたメイプル材と、ウォルナット材を組み合わせて使用しています。エステック処理された木材は形状安定性、反りに対する耐久性、耐水性、温度変化に強いといった特長を持っており、日本国内で特許技術を取得しています。
ネックバックは木材そのものの質感を生かした手に馴染みやすいオイル・フィニッシュで仕上げています。
指板にはバランスの取れたサウンド・キャラクターで暖かみのあるトーンが特長のローズウッド材を採用しました。
シングルコイル・ピックアップさながらの明瞭さと、パワフルでアグレッシブなサウンドを特長とするNordstrand™ Big Singleピックアップを搭載しています。さらに、木製のピックアップ・カバーをチョイスしているのも特徴です。
幅広いコントロール性能を追求した3バンドEQ、ボリューム、ピックアップ・バランサー・コントロールに加え、EQのON/バイパスに関わらずサウンド全体の表情を調節するトーン・コントロールをも備える、新開発の"Sonitech"(ソニテック)プリアンプです(トーン・ノブを引き上げるとEQがバイパスされます)。
ボディ・トップのミニ・スイッチはEQのミッド・コントロールで調節するピーク帯域を3種類から選択します。
この3種類のピーク帯域は、ボディ裏のコントロール・キャビティ・パネルに設置されたディップ・スイッチの"H"もしくは"L"モードでそれぞれ異なっており、ミッド・コントロール・ノブで合計6種類のピーク帯域から選んでサウンドメイクすることが可能となります。
弦間ピッチ・アジャスト機構を搭載した、MR5S(モノレール)ブリッジを採用しています。各弦が独立したブリッジで、弦振動をダイレクトにボディへと伝えます。
また、サドルが左右方向に±1.5mm動かすことができ、弦と弦とのスペース(弦間ピッチ)を可動範囲内で任意にアジャスト可能です。プレイスタイルに合わせた細かなセッティングが行なえます。
照明などでめまぐるしく変化する演奏環境に対応してくれる、高い視認性を誇る3.0mm径の蓄光材ドット・ポジションを採用しています。暗いステージの上でも自分の弾きたい音を見失うことはないでしょう。
写真の杢目と異なる場合がございます。実際の画像をご希望の方はお問い合わせフォームからお申し付けください。