XILICA   Solaro QR1-UC

1/4Uサイズのプロジェクト毎に異なるI/O構成を自由に選択できるようにフリーの8カードスロットを用意したPoE対応のデジタル・シグナル・プロセッサーです。
I/Oカードは2ch アナログインプットカード、2ch アナログアウトプットカード、2 input x 2 output USBオーディオカード(音量/ミュートHID対応)、GPIOカード(ソフトウェア上でInput/Output/Voltage Inから選択)を用意しています。更にSolaro QR1は、AES67にも対応した4 input x 4 outputのDante™ネットワークオーディオを使用できます。




業界をリードしている高い品質のHearClear™ AEC アコースティック エコーキャンセレーションは自然な音声を届けます。何千時間もの稼働時間から得られた知見を活用し、洗練されたアルゴリズムにより通話先のエコーを除去しノイズのないストレスのないコミュニケーションを提供します。
1/4UサイズのSolaro QR1は重量が1.0kgと軽量のため付属のブラケットを使用してテーブルの下やディスプレイの背面などに設置できます。これまでDSPを配置できなかった部屋にも優れた音質とトータルコントロールを設置することができます。

Solaro QR1プロセッサーに搭載されたトータルコントロールエンジン機能により、少ない機器構成で部屋全体のAVCシステムを構築できます。Solaro FR1は他のAV機器製のコントローラーを使用することなく、Luaスクリプティングコアや、テクノロジーベンダーパートナー用のネイティブモジュールも活用することで、Xilicaのタッチパネル(XTouch)やウォールマウントコントローラー(Lucia)をイーサネット経由でトータルコントロールができるため、トータルコストを下げることができます。

また、様々なテクノロジーベンダーパートナーから提供されているモジュールコードを使用することで、照明、ディスプレイなどのコントロールはプログラムを書くことなく最小限の設定時間で室内全体の機器の操作を行うことができます。
現在提供されていないデバイスを追加する際にも、XilicaはLuaスクリプトをサポートしているので、ライセンス料金不要でプログラミングソフトウェア内でグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)をドラック& ドロップで設計ができます。
作成したGUIはCatXケーブルで接続されたXTouchコントロールやLuciaウォールマウントコントローラーでの使用だけでなく、iOS / Android OSでのアプリケーション上でコントロールを可能にするXTouch Appsもサポートしています。
サードパーティ製コントローラーを使用する場合でも、Solaro QR1は数回のクリックでCrestron®およびAMX®システムと接続できます。
PoE対応のコントロールイーサネットポートと、Dante™ネットワークオーディオのポートを持つSolaro QR1は、音声とコントロールを別回線で配線したい企業、教育機関、政府機関のお客様に適しています。

Solaro QR1-UCではアコースティックエコーキャンセレーション(HearClear™ AEC)及び、2 input x 2 output USBオーディオカード(音量/ミュートHID対応)を標準搭載しています。
XC-SUBをプリインストールしたQR1はHID(ヒューマン・インタフェース・デバイス)を介してMicrosoft Teamsの音量とミュートステータスを外部機器と同期することでシームレスなユーザーエクスペリエンスを可能にします。