L-Acoustics   L2D

中規模から大規模のモバイルおよび設置アプリケーション向けに設計されたフルレンジプログレッシブラインソースエレメントです。プログレッシブ・ウルトラデンス・ライン・ソース(PULS)技術に基づき、L2Dは音響性能、パワー対サイズと重量比、設置の容易さにおいて、これまでにないコンビネーションを実現しています。

DOSCウェーブガイドに搭載された8個の3インチ・コンプレッション・ドライバー、8個の10インチ・ドライバー、4個の12インチ・ドライバーを側面に配置し、LFコンターを強化した広い帯域と高い出力能力を実現しています。LA7.16(i)が提供する16チャンネルのDSPとアンプ、そしてコンポーネント間の近接性を確保した高密度な単一エレメントの組み合わせは、かつてないレベルのコントロールと音の一貫性を生み出します。

L2Dは、60°の垂直制御を可能にするプログレッシブな メカニカル配列で形成されています。L2Dは4つのモジュールに分かれており、上部2つはPanflexTMを採用し、水平方向のカバレッジに柔軟性を持たせ、下部2つは110°から始まり、下部では140°まで徐々に広がる固定式のプログレッシブカバレッジとなっています。

L2Dは単体で使用することができ、ポイントソースの使いやすさと強化されたラインソースの性能を兼ね備えています。また、L2DはL2のダウンフィルとして、オートロッキングリギングシステムを介してL2に連結し、固定されたJ字シェイプのラインソースを形成することができます。エレメント間の角度がないため、セットアップを間違えることがなく、作業スピードも大幅にアップします。サイズと運搬用アクセサリーの組み合わせにより、現場での設置が容易になり、トラックや 倉庫での保管スペースを削減することができます。